<YUKIプロフィール>

1993年、JUDY AND MARYのヴォーカリストとしてデビュー。バンド解散後の2002年2月よりソロ活動を開始。先鋭的なサウンドや前衛的なビジュアルで独自の世界観を確立し、これまでに「PRISMIC」「commune」「joy」「Wave」「うれしくって抱きあうよ」「megaphonic」の6枚のアルバムをリリース。独特の歌声、歌詞、ライブパフォーマンスからアートワークに至るまで、全てにおいて研ぎ澄まされた表現は常に注目を集めている。

YUKIコメント

オープニング曲のお話をいただき、とっても嬉しいです。
ありがとうございます。

高校1年生の夏休みでした。
女の子同士でバンドを組み、生演奏で歌を歌いました。
それまで体験したことのない興奮が体中を巡り、
このまま時が止まってしまえばいいのに…!と思いながら、
放課後の練習スタジオにと、用務員のおじさんが特別許可で使わせてくれた教室で
沈んでいく夕日にぼんやりとしたのでした。
初めての恋のようなときめきを、私は音楽に出会い、感じたのです。
「坂道のアポロン」の登場人物たちと同じように、
いつだって音楽が人生に寄り添っているのです。
菅野よう子さんの、スリリングで切なく、転がるようなスピードの楽曲には
私の音楽に出会ってしまった衝撃と喜びを歌うのがぴったりだと思い、作りました。
アニメーションと合うことを願います。

余談ですが、作者の方と同じ名前というのが、なかなか運命を感じます。

2012 YUKI

<秦 基博プロフィール>

`06年「シンクロ」でデビュー。`11年にデビュー5周年を迎え、
大阪城ホールや日本武道館でのアリーナ連続公演を大成功に収めた。
最新作「エンドロールEP」がロングヒット中。
幅広い世代からの支持を受ける、今最も注目を集めるシンガーソングライターである。
今作は、数々のCMやヒットアニメの音楽を手掛ける菅野よう子プロデュースによる
スペシャルプロジェクト≪秦 基博 meets 坂道のアポロン≫名義でのリリースとなる。

秦 基博コメント

レコーディングスタジオの本棚に置いてあった『坂道のアポロン』。
何気なく手を伸ばし読み始めた僕は、気付けば作品の中にどっぷり浸かっていました。
なのでテーマソングを歌うというお話を頂いた時には、なにか不思議な縁を感じました。
原作の主人公達が持っている青春時代特有のきらめき、儚さをイメージして詞を書き、歌いました。
菅野よう子さんの美しい音楽の世界と供に、楽しんで頂けたら嬉しいです。